昨年(2020年)11月2日に開院して、早いもので1年が経過しそうです。
入院施設のない医療機関として、何ができるか?試行錯誤の日々でした。
新型コロナ感染症の流行もあり、どうしたら皆様のお役にたてるか、色々と考えさせられました。
出産を取り扱わない(扱えない)ことで、産婦人科としてお役にたてることが限定され、色々と悩みました。
しかし、出産取り扱いだけが産婦人科医の役割ではない。ことも教えられた1年でした。
出産を終えたご婦人は、産婦人科を選ぶときに、妊婦さんが沢山お待ちの待合室に自分がいることに申し訳なさを感じている方が、一定数いらっしゃることも知りました。
当院も、以前のクリニックで出産された方が、また妊娠され、妊婦健診に受診してくださっている方がお訪ずれられます。
しかし、完全予約制にしているため、妊婦さんの前後を予約をしぼり、ゆったりできるように工夫しています。
そのため、妊婦さんに他の方々がお会いすることは殆どないと思います。(会ってはいけないとは思いませんが)
最近の当院の傾向ですが。
①避妊相談(低容量ピル、子宮内避妊リング)
②生理痛、生理不順(特に何ヶ月も生理が来ない)、生理の出血がとまらない。
③更年期の悩み
④まだ不妊専門医に受診していない、妊娠できていないご夫婦
以上の方々が多いようです。また、カンジダ、細菌性腟症などの感染症関連の方も多いです。
やはり、妊婦さんは少ないですね。(以前のクリニックで出産された方が妊娠で訪ねてくれると本当にうれしいですが。)
また、つぶやき ます。